VOLT

その腕を動かして
その足を動かして
キミが作ったその世界は
誰が現れても壊れない物?

今は削れて刺さらなくなった
あのトゲはどこにやった?

ずっと前から云ってたよ
常識も非常識も関係ないって

感情が指す方向に歩いて行けばいいんだよ

守るべき人
守るべき物
そのいくつかの条件に縛られながら生きる事
そこには必ず嘘が存在する

目の前に在るものが希望なのか絶望なのか

それを決めるのはボク自身だ

覚めない心臓は入れ替えればいい
段階を超えた所にそれは在る

誰の許可もいらないって事は知ってる筈だ
そして、ルールが無い事も

中途半端な責任感を
バレないように その隙間に隠せばいい

流れる血に圧力をかけて
流れる管を電圧線に変えてから

この手でキミに触れてやる
その時が、ボクらの始まりだ