distance

出逢った頃の あの激しさを
息が絶えるまで 覚えていて


確かにキミはボクを愛し
ボクだけが今もキミを想っている


キミ以外 何も見えずに
色んな人を苦しめた

約束は守られると
自分勝手に決めつけて


さよならは 突然やってきて
ボクはボクを傷付ける事でしか
納得する事ができないから


一緒に過ごした あの幸せな
温かい心臓を 覚えていて

真っ直ぐなキミと肩を並べ
初めて眠ったあの日の事


キミが居る日々に埋もれて
自分自身 甘やかし

真実を誤魔化す為に
いくつも嘘を重ねて



さよならは 何度もキスをした
その愛しい唇の間から
冷たく静かに流れ落ちてく


さよならは ボクを嘲笑って
ボクはボクを閉じ込める事でしか
一人で歩く事ができない


ボクは今 キミと過ごしてきた
遠い日々の悲しみと喜びを
強く閉じ込める 忘れないように



キミの中の懐かしい思い出に



愛しいあの時の痛みも