Overflow
箱の中横たわる 白い悲しみの塊
目を閉じて眠らせた 孤独の中
足元で走り出す光 軽く見逃して
微笑みで騙し合う 感情にまで
望まないのに何故?これはどこから?
叶わないのに何故?いつもどこから?
溢れ出す 波の上漂う 浮かんで 零れ落ちる
溢れ出す 空の端まで 届いて
踏み潰されるだけだろう
埋められた冷たさに はまる場所は無いから
跡形も消えるまで 吸い尽くして
憧れたその肌に 近い膜を探して
何度でも重ね合う 気が済むまで
出来ないのに何故?これはどこから?
どうしようもないのに いつもここから
溢れ出す 痛みさえも 喜びも 全て落ちる
溢れ出す どこまでも
あなたに 踏み潰されるだけだろう
気付かれる事もなく